羽生結弦の穴を作ったのは誰?本当にロシアの選手?滑走順から調査!

北京オリンピック2022での男子ショートプログラムで羽生結弦選手が8位という結果に大激震が走りました!

羽生結弦選手が4回転サルコウを予定するところでリンクに開いた穴にブレードがはまりシングル(1回転サルコウ)になってしまいました。

それが原因でロシアの選手が命を狙われているんだって!

うとこ

ファッショニスタねえさん

羽生結弦さんがショート8位って、浅田真央ちゃんのソチ・ショートを思い出すわ~

なんと!フィギアの団体戦の表彰式も延期になる事態が発生し、さらにフィギアスケーティングに注目が集まっています。

そこで今回は羽生結弦の穴を作ったのは誰?本当にロシアの選手?滑走順から調査!」と題して、羽生結弦さんのコメントを元に穴の原因を説明していきます。

→ クワッドアクセルの羽生の動画はある?4回転半の成功者は誰か調査!

フィギュア団体戦の表彰式が中止!

男子ショートプログラムの前に行われた、フィギュアスケートの団体戦の表彰式が中止されました。

その原因は、ドーピング問題が原因と言われています。

ですが、ロシアのスポーツ紙では、ROCの選手が羽生結弦ファンに脅迫を受けたのが原因で表彰式が中止されたとも報道されました。

というのは、羽生結弦選手のショートプログラムで、氷の穴にはまり4回転サルコウをジャンプする予定がシングルサルコウになりジャンプミスになってしまいました。

そのリンクに穴を開けたのが、直前に演技をされたROCの選手ということで、羽生結弦ファンの間で炎上になっているということです。

ちなみに、フィギュア団体戦の表彰式は、メダル授与予定の選手全員が出席予定だったにもかかわらず、詳細なく直前で表彰式が取りやめとなりました。

フィギュア団体って日本は初の銅メダルだから残念よね。

うとこ

ファッショニスタねえさん

羽生結弦さんもいい迷惑よね。コメントしづらくなるわ!大坂なおみ選手のようにコメント拒否ってことにならないといいけど。

羽生結弦の穴を作ったのは誰?本当にロシアの選手?

羽生結弦選手は、ショートプログラムの後のインタビューで「他スケーターの穴にはまった」と仰っています。

羽生結弦の穴を作ったのは誰なんでしょうか?

言われているのが、羽生結弦選手の前に演技をしたROCのアンドレイ・モザリョフ選手です。

たしかに、羽生結弦選手の前に演技をしたアンドレイ・モザリョフ選手のジャンプによって、穴が出来たかもしれません。

ですが、羽生結弦選手のコメントは単純にジャンプのミスの原因が人のせいと言ったわけでなく、単純にまれにないアクシデントによってシングルになったという解説をしているだけです。

また、羽生結弦選手は「(氷に)嫌われちゃったかな」と自身で運が悪かったというコメントをされています。

羽生結弦の穴を作ったのは誰?滑走順を調査

リンクに穴ができるのは、トー系のジャンプになると言われています。

一部では、中国の製氷に問題があるのでは?

という疑問もありましたが、羽生結弦選手のショートプログラムの前に製氷はあったのか滑走順も含め確かめてみましょう。

男子ショートプログラム滑走順
第1組
6分間練習
ロマン・サドフスキー(カナダ)
ニコライ・マヨロフ(スウェーデン)
ルーカス・ブリチュギ(スイス)
アレクサンドル・セレフコ(エストニア)
ボーヤン・ジン(中国)
ブラディミル・リトビンセフ(アゼルバイジャン)
製氷作業 
第2組
6分間練習
7 イ・シヒョン(韓国)
8 ドノバン・カリジョ(メキシコ)
9 イワン・シムラトコ(ウクライナ)
10 アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)
11 ミハル・ブレジナ(チェコ)
12 ビンセント・ゾウ(アメリカ)欠場
第3組
6分間練習
13 コンスタンティン・ミリュコフ(ベラルーシ)
14 ブレンダン・ケリー(オーストラリア)
15 アダム・シャオイムファ(フランス)
16 マルク・コンドラチュク(ROC)
17 エフゲニー・責め年子(ROC)
18 ケビン・エイモズ(フランス)
製氷作業
第4組
6分間練習
19 デニス・バシリエフス(ラトビア)
20 アンドレイ・モザリョフ(ROC)
21 羽生結弦(日本)
22 宇野昌磨(日本)
23 チャ・ジュンファン(韓国)
24 マッテオ・リッツォ(イタリア)
第5組
6分間練習
25 ダニエル・グラスル(イタリア)
26 キーガン・メッシング(カナダ)
27 鍵山優真(日本)
28 ネイサン・チェン(アメリカ)
29 モリシ・クビテラシビリ(ジョージア)
30 ジェイソン・ブラウン(アメリカ)

男子シングルショートプログラムでは、羽生結弦選手は第4組の3番目に演技をされました。

製氷作業は、第4組グループの演技開始前に行われました。

その後6分間のウォームアップもあるので、穴ができるのは、

  • 6分間練習時
  • 第4組の第1滑走者のデニス・バシリエフス(ラトビア)
  • 2番滑走者のアンドレイ・モザリョフ(ROC)

ということになります。

デニス・バシリエフス(ラトビア)選手のショートプログラムは、

3回転 フリップ
3回転 アクセル
足換えの キャメル スピン
フライング シット スピン
3回転 ルッツ+2回転 トーループ
足換えの コンビネーション スピン
ステップ シークエンス 

という構成でした。

アンドレイ・モザリョフ(ROC)選手のショートプログラムは、

4回転 トーループ+3回転 トーループ

4回転 サルコウ

フライング キャメル スピン

1回転 アクセル

足換えの シット スピン

ステップ シークエンス

足換えの コンビネーション スピン

というプログラム構成でした。

現地で取材をしている、五輪2大会連続出場の本田武史(ほんだ・たけし)さんは、

演技前にリンクの状況を確認するが、プログラムでジャンプする場所は決まっているのでとっさに避けるのはプロでも難しいと仰っていました。

他の選手も故意に穴を開けることはありません。今日の羽生選手を見た限り、跳び上がりたいタイミングで穴の影響で一瞬、沈んでしまった印象。最後の最後でつま先にひっかけたいところで、ひっかかってこなかったように映りました。
https://the-ans.jp/beijing-olympics-2022/217856/

また、2011年世界選手権で銀メダリストの小塚崇彦(こづか・たかひこ)さんによると、

リンクでできる溝と穴は違い、溝ができるのは踏み込んで滑るサルコウやループなどのエッジジャンプつま先をついて跳ぶのは、トー系のジャンプで穴ができるそうです。

強引にジャンプに持っていくと、軸が斜めになって氷にたたきつけられたり、捻挫の恐れもある。避けるために、羽生選手は回転をほどかざるを得ませんでした。
https://toyokeizai.net/articles/-/510322

なので、羽生結弦選手の前に飛んだふたりの選手はトー系のジャンプを飛んでいます。

デニス・バシリエフス選手(ラトビア)は2回転のトーループを飛びましたが、アンドレイ・モザリョフ選手(ROC)は4回転 トーループ+3回転 トーループを飛んでいます。

そのプログラムの構成から、アンドレイ・モザリョフ選手(ROC)に矛先を向けられたということでしょう。

荒川静香さんも競技人生の中でも演技中に穴にはまったことが一度だけ経験があったそうですが、穴やみぞにはまった人の方が少ないというほどの確率というくらい、まれなことと仰っていました。

誰の原因ということよりも、羽生結弦選手はやはり特別な存在であるからこそ良いことも不運も誰もが経験しないことが降りかかってきたとしか言えません。

【まとめ】羽生結弦の穴を作ったのは誰?本当にロシアの選手?滑走順から調査!

羽生結弦の穴を作ったのは誰?本当にロシアの選手?滑走順から調査!ということでお伝えしました。

羽生結弦選手が穴にはまった原因についてまとめると

  • 羽生結弦が穴にはまったのは、トー系のジャンプをした選手のもの
  • 羽生結弦が穴を回避できることは選手にとっては難しいこと
  • 羽生結弦が穴にはまるのは、まれなことで不運としか言いようがない

ということで、羽生結弦選手が私たちに魅せた感動に感謝しつつ、羽生結弦選手自身が満足する演技ができることをファンとして願いましょう!

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