ラグビー日本代表のネックレス(マオリストーン)の由来や意味は?

ラグビーW杯2019の大会は日本代表が初の決勝トーナメント進出ということで話題になっていますね。

ルールがわからなくても盛り上がりに乗っかろうとしている方は、押さえておきたいラグビーネタということで、ラグビー日本代表ヘッドコーチのジェイミージョセフがラグビーW杯2019の開幕戦前日に、選手にユニフォームとヘッドコーチの母国ニュージーランドのマオリ族が身に着けていた翡翠(ヒスイ)のアクセサリーを手渡ししたというエピソードが話題になっています。

この翡翠(ヒスイ)のネックレスはマオリストーンとかグリーンストーンとも呼ばれていますが、形や種類が違うことから、マオリストーンの由来や意味について調べてみました。

今回は「ラグビー日本代表のネックレス(マオリストーン)の由来や意味は?」と題して、今日から話せるラグビー日本代表選手がヘッドコーチからもらったマオリストーンについてお伝えしていきます!

スポンサーリンク

ラグビー日本代表のネックレス(マオリストーン)の由来は?

ラグビーの強豪国と言えば、ニュージーランドで、代表は「オールブラックス」と呼ばれていますが、日本代表は「ジョセフジャパン」とか愛称「ブレイブ・ブロッサムズ」とも呼ばれています。

ラグビー日本代表のジェイミージョセフヘッドコーチは、開幕戦前夜に「試合会場に持ってくるか来ないかはそれぞれの判断だけど、戦いにいくのにこれを持ってくれ」と、日本代表選手一人ひとりに翡翠(ヒスイ)のネックレスのマオリストーン(グリーンストーンとも呼ばれている)を開幕戦前夜に手渡ししたそうです。

ジェイミージョセフヘッドコーチはニュージーランド出身だそうですが、マオリストーン(グリーンストーン)はいろんな形や種類があるそうです。

元々はニュージーランドの先住民「マオリ族」が鉄と同じくらいの強度を持っているマオリストーンを生活道具としてナイフとか斧として使っていて、英語ではジェイド(Jade)、マオリ語ではポウナム(Pounam)と言われ、学術的にはネフライトと言われています。

18世紀頃にヨーロッパの開拓者が装飾品を見て、ジェイド(ヒスイ)とわからずグリーンストーン(緑の石)と名付けたことが名前の由来となっているそうです。

由来って見たままやんか!と突っ込みたくなりますが、現在はネックレスとしてニュージーランドのお土産にもなっていて、マオリストーン(グリーンストーン)はマオリ族の人々にとっては神聖な石で、パワーストーンの意味合いもあります。

自分で買うよりも人からもらった方がパワーを増すとも言われているそうですよ。

ラグビー日本代表のネックレス(マオリストーン)の意味は?

ジェイミージョセフヘッドコーチが選手に渡したネックレス(マオリストーン)は、W杯で勇気を持って戦ってほしいという願いが込められた必勝アイテムだそうです。

日本代表の田中史朗選手は、マオリストーンのネックレスを持つことで日本代表のスローガンでもある「ONE TEAM」のようにチームが一つになったと言われたそうです。まさにONE TEAMとなり、決勝トーナメント進出という結果に繋がったのでしょうね。

さて、マオリストーン(グリーンストーン)にはいろんな形のデザインがあって、それぞれ意味が異なります。

Koru(コル)

シダ植物の新芽をモチーフにしていて、ニュージーランドでは最もポピュラーなデザインとなっています。

「成長」「調和」「新たな出発」という意味があるそうです。

Hei Matau(ヘイマタウ)

釣り針をイメージしているデザインとなっています。マオリ族の人々は釣り針が幸運を招くと考えられているので、ヘイマタウのマオリストーンを送られ人には「成功」「旅の安全」などの意味や前向きなエネルギーの象徴でもあるようです。

Pikorua(ピコルア)

ピコルアはTwist(ツイスト)とも言われ、ループ状にねじられたデザインになっています。

ねじれがひとつのものはシングルツイスト、ねじれがふたつあればダブルツイストとも呼ばれていますが「永遠の絆」「文化の融合」という意味があるそうです。クロスしているデザインは人生の道を表し、人と人との絆を表しているそうです。

Toki(トキ)

彫刻用工具の手斧がモチーフで、祭典の儀式に使われたり、財宝にもなり、意味は「力強さ」とか「勇気」のシンボルとして男性に人気のあるデザインです。

スポンサーリンク

Tiki(ティキ)

胎児の形をしていて、マオリ族の神話にも登場する神のような存在がモチーフとなっています。「幸運」「安産」の意味があり、身に着けた人は幸運をもたらすと言われているそうです。

Manaia(マナイア)

自然界のパワーを調和する象徴とされていて、頭は鳥、体は人、尾っぽは魚で、それぞれ空と大地と海を表しているそうです。身に着けた人は不運をから守られる「魔除け」の意味を持っているそうです。

ジェイミージョセフヘッドコーチはどうやらToki(トキ)デザインのマオリストーンを選手に渡したようですね。

まとめ

 「ラグビー日本代表のネックレス(マオリストーン)の由来や意味は?」ということで、ラグビー日本代表選手がヘッドコーチから手渡しされたネックレス(マオリストーン)の由来や意味についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

今はネックレスとしてニュージーランドのお土産品として有名になったマオリストーンにはいろいろな意味が込められていたということがわかりましたね。

個人的にはHei Matau(ヘイマタウ)が気に入りましたが、なんと決勝進出前のスコットランド戦では、必勝ビキニパンツでゲン担ぎもあったようです。

勝負パンツはニュージーランド産ではなかったようですが、決勝進出トーナメントではまた違う必勝アイテムが渡されるのでしょうか!?その辺も気になる話ですね。

あなたもちょっぴりラグビー通で、ラグビー日本代表が初の決勝トーナメントを楽しんでいきましょう!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

error: Content is protected !!