2020年4月2日(木)放送のNHK『所さん!大変ですよ』は「シニアに大人気!?謎の自転車ブーム」がテーマになります。
シニアの間でママチャリブームとなっているという情報を聞きつけた、番組のディレクターがパワフルシニアさんを取材をしています。
ママチャリは幅広い世代に乗られていますが、今や海外でも大人気の移動手段のひとつになっているそうです。
そこで今回は『所さん!大変ですよ|ママチャリブームの理由は?おすすめ自転車も!』と題して、シニアにママチャリが人気の訳やシニア向けおすすめ自転車情報など、この後お届けしていきます。
最後までおつきあいいただけると嬉しいです。
目次
所さん!大変ですよ|ママチャリブームの理由は?
『所さん!大変ですよ』は、社会の片隅で起きている小さいな見逃せない出来事を取り上げている番組で、今回は放置自転車などの観点からママチャリがテーマとなっていました。
紹介されたのは、ママチャリを使って自転車競技に夢中になっているシニアが急増しているという内容です。
【シニアに自転車ブーム!?】
みんなが気軽に乗れる日本生まれの #ママチャリ
大きな社会問題となっとる処分が決まった放置自転車の行き先は…西アフリカのガーナ!
現地で見た、驚きの光景とは!?19:30~ #総合
「所さん!大変ですよ」https://t.co/IV3m4uTdV6— NHK広島 (@nhk_hiroshima) April 2, 2020
シニアにママチャリが人気の理由は?
やはり自動車免許返納の増加に伴って自転車に乗るシニアが増えている理由なんです。
車から自転車に移動手段を変えても、自転車でのシニア世代の交通トラブルも増えているということでした。
そこでに自転車のルールを知りながら、ゲーム感覚で楽しく学べるという目的で「高齢者自転車競技」が行われました。
自転車の安全運転の大切さを学ぶ「交通安全高齢者自転車競技大会」が、和歌山県立体育館で開催されました。線路の渡り方や交差点での左右の確認など、交通ルールに従って運転できるかを確認しました。 http://t.co/dC9J50InwL pic.twitter.com/YLnLKD5P7F
— Cyclist(サイクリスト) (@cyclist_sanspo) May 27, 2013
安全面はもちろんですが、かなりの技術力が必要で道路で進路変更する際に本来のルールであれば、片手を水平に出しながら変更しなくちゃなりません。
自転車に慣れている番組のディレクターでもかなり苦戦していました。
高齢者自転車競技
「高齢者自転車競技」とは、シニアを対象に安全かつスムーズに自転車を運転することを競います。
自動車教習所にあるような、道路を想定したコースを自転車で運転しながら、正しく交通マナーを守れるか減点方式で審査されるそうです。
横30cm×縦10cmの直線を10秒以上でゆっくりまっすぐに走行する「遅乗り」や2m感覚のピンをジグザクに通り抜ける「ジグザグ走行」など、高い技術力がないと自転車ごと倒れてしまいそうなイメージでした。
いずれにしてもシニア世代がチャレンジしているのを見ると、シニアよりも若い私たちも元気をいただける気がします。
ちなみにシニア世代以外でも、今や「ママチャリ耐久レース」というママチャリを使ったレースが全国規模で行われているほどです。
【ママチャリ7時間耐久 富士スピードウェイ、779チーム疾走|静岡新聞アットエス】 ▽買い物用の自転車「ママチャリ」の耐久レース「ママチャリ日本グランプリチーム対抗7時間耐久ママチャリ世界選手権」が11日、小山町の富士スピードウェイで開かれ… https://t.co/aHvpIjstnX pic.twitter.com/MaqB0VuOj6
— 静岡ジン (@szgmt) January 12, 2020
高齢者自転車競技から、ママチャリレースなどが各地で開催されていたとは…
お恥ずかしながら初めて知りましたが、ちょっと気になりますよね。
ママチャリはジャパニーズカルチャー
自転車は元々海外から入ってきた乗り物ですが、日本で普及したのが明治から昭和初期だそうです。
当時は、主に荷物の運搬業務で使われていたことやフレームが三角型だったため、女性がスカートでまたいで乗るには難しいことから男性の乗り物とされていました。
イメージはこちら↓↓↓です。
で、ジェシーくん免許いつ取ったのか問題と何故あんなにやたらディランマッケイしてたのか問題。 pic.twitter.com/8fRtyDbfou
— メイシャントンくん (@_shan_ton) August 8, 2019
昭和20年代後半からバイクなども出てきたことから、ターゲットを女性に向けて昭和31年に「スマートレディー」というネーミングの自転車が発売されママチャリカルチャーが始まりました。
フレームも三角タイプから現在のようなU型タイプになり、スカートでもまたげて自転車に乗ることが出来たそうですが、価格が相当高かったようです。
価格は13,500円でしたが、当時の大学新卒社員の月収が8000円だったことから、花嫁道具にママチャリを入れる人が半数近くもいたほどでした。
ママチャリは世界でも人気!
「ママチャリ」は結構前からニューヨークやイギリス、ドバイなど多くの海外で人気でした。
2012年にイギリスではママチャリ専門店もあるほど、海外では” mamachari “や” mamachari bike “で、そのまま通じるそうです。
ガーナでは、日本の社会問題となっている放置自転車が、処分されるのではなく海外に行きわたり中古自転車として使われているそうですよ!
「放置する日本人の方がカッコ悪いね」と所ジョージさんが良い言葉を話していましたが、使われなくなったものが、違う国では大事に使われているなんてすばらしいことですね。
シニア向けおすすめ自転車も!
とはいえ、自転車は基本車道もしくは自転車道を走る決りから安全面が気になりますよね。
ひとり暮らしのシニアも増えていることから、シニアの移動手段の確保という面でシニア向けママチャリも増えています。
おすすめ自転車をいくつかご紹介します。
株式会社マツダ自転車工場 優U(ゆうゆう)
番組で紹介されていた、トップ競輪選手が使用する自転車の制作をされている自転車メーカーです。
オーナーの松田志行さんが、膝を曲げると痛い人のために片足のペダルを長くしたり、すべて手作りオーダーメイドのシニア向け、ケガをしている人用に向けたカスタムママチャリです。
店舗 | 株式会社マツダ自転車工場 |
公式ホームページ | http://www.level-cycle.com/series/u-u/ |
住所 | 〒116-0012 東京都荒川区東尾久1-2-4 |
TEL | 03-5692-6531 |
営業日 | 月~土 12:00~18:30 日 12:00~17:00 |
定休日 | 水曜日 |
手作り自転車を作ったことで、自転車を諦めていた人から感謝の手紙が届くほど、社会貢献をされている人にやさしい会社です。
サギサカ(SAGISAKA) シニア向け三輪サイクルcogelu(こげーる)
介護の現場から誕生したシニア向けママチャリです。
パナソニック(Panasonic)ビビライフ
電動アシストで三輪自転車のシニア向けママチャリです。
協栄製作所(KYOEI)電動アシスト四輪自転車 けんきゃくん
エアロ(AERO)ククール MⅡ
4輪車なので停車時も倒れず、またぐ高さも29cmのシニア向けママチャリです。
所さん!大変ですよ|ママチャリブームの理由は?おすすめ自転車も!のまとめ
『所さん!大変ですよ|ママチャリブームの理由は?おすすめ自転車も!』ということで、ママチャリがシニアにも世界でもブームになっているということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
放置自転車が他の国で役に立っているということもわかりましたが、日本がどの世代でも住みやすい、人に優しい世の中になるといいですね。
シニア向けママチャリも今後はさらに進化した自転車が出てくることでしょう!
Special Thanks
最後までお読みいただきありがとうございました。